TNAのクリエイティブ・チームを牽引してきたレジェンドレスラー、トミー・ドリーマーの退団により、TNAはバックステージの再編を進めています。
PWInsiderによれば、今後TNAのクリエイティブ・チームのトップに立つのは元ROHデリリアスとTNAテレビ制作部門担当副社長のエリック・トンプキンスの2名。また、チームへの追加メンバーに関する内部競技も行われており、2026年3月にWWEから退団した元SmackDownリードライターのロード・ドッグが加わるのではないか…との噂もありますが、現時点で実現していません。
ドリーマーは8年に渡ってTNAのバックステージで働き、クリエイティブ・チームの一員、プロデューサー、そしてレスラーたちの管理・渉外などにおける中心的存在でした。しかし、そんな彼には現在パワハラ疑惑が浮上しています。
ドリーマーからのパワハラを告発している人物には、レスラーのカーリー・ブラボー、若手レフェリーのパーチなど複数名おり、彼らの証言は生々しいものがあります。
カーリー・ブラボー
黒人レスラーであるブラボーは、AEW等に参戦する黒人レスラーのカーリー・ブラボ氏は、かつてドリーマーから「お前は非常に才能がある」と褒められたものの、「『生意気な黒人』を世界にどうマーケティングすればいいか分からないから、お前を雇うことはできない」と人種的な偏見を含む理由で不採用にされたエピソードを明かしました。
ダン・パーチ(レフェリー)
若手レフェリーとして経験を積む過程にあるパーチは、TNAのバックステージで、ドリーマーから「お前がプロレス界で仕事を得られないように全力で阻止してやる」と言われた…と告発。
私はただ経験から学んで成長しようとしていただけなのに、彼の言葉は若い生徒が聞くにはとても落胆させるものだったよ。
ケネディ&ダニ・ジョーディン
かつてレスラーとしてドリーマーと共演した女子レスラーのケネディとダニ・ジョーディンは、ドリーマーが彼女たちの尻や股間に関するスポットをすることに固執していたことを振り返りました。ジョーディンは、ドリーマーから「股間を掴むスポットをやりたい」と言われた時の心境を、
彼は許可を求めることなんて気にしていなかった。あんなことはしたくなかったし、どれだけ不快かも伝えたけれど、お前はただの女だろ…ってことだったんだろうね。
と語りました。
擁護の声
一方、ベテランレスラーのミッキー・ジェームスはパーチの証言に対して「都合よく省いているストーリーがあるはずだ」と指摘しています。また、GCWオーナーのブレット・ローダーデールは
トミー・ドリーマーはECWの人間であり、異なる時代の出身だということだと思う。今日では不適切(あるいはそれ以上)だと見なされる多くの奇行こそが、90年代に彼とECWをあれほどクールで、普遍的に称賛され、ロマンチックに語られる存在にしたんだ。俺はトミーがまともで礼儀正しい人間だとずっと思っている。
彼の最大の欠点はおそらく、時代とともに進化しなかったことだろう。
トミーは常に率直で(度が過ぎるほど)正直だし、必ずしも思いやりや配慮のある言葉を使うわけじゃないが、悪気はないし、これまで多くの人々のキャリアを前進させる手助けをしてきた。
パーチとのやり取りについては、実際にあったかなかったかは分からないが、俺が知る限りパーチは嘘つきなんかじゃない。
とコメントしています。
(POST Wrestling, PWInsider)
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