WWEの重鎮ポール・ヘイマンが「AEWの存在を嬉しく思う。トニー・カーンは10億ドルの小切手帳を持つ狼だ」などとAEWのビジネス的功績を称賛したことに対し、AEWのトニー・カーン社長が最新のインタビューで大いなる喜びと感謝の意を表明しました。カーン社長は、自身が熱狂的なプロレスファンとして育つ中でヘイマンから多大な影響を受けたことを明かし、今回のエールを「本当に喜ばしいこと」と振り返っています。
ポール・ヘイマンはなぜAEW社長トニー・カーンを「狼」と称賛したのか?
2001年にWCWが崩壊して以来長年、アメリカのプロレス界はWWEの一強体制が続いていました。しかし、2019年にトニー・カーンがAEWを旗揚げしたことで、その状況は一変。WWEの規模には及ばないものの、プロレス界の仕組みを大きく変える存在になっています。
ヘイマンは、AEWという新たなメジャー団体が誕生したことで、選手たちがより多くの報酬を得られる環境が整ったと指摘。彼はカーンを「10億ドルの小切手帳を持つ狼」と表現し、AEWが多くの選手にとってポジティブな形でビジネスを変えたと述べています。
トニー・カーン社長が語る「大先輩ポール・ヘイマン」への深い敬意と感謝
この称賛を受けたトニー・カーン社長は、最新のインタビューでその喜びを語りました。
ああ、彼の言葉には感謝しているよ。私は一人の熱狂的なプロレスファンとして育ったから、彼がAEWに対して温かい言葉をかけてくれたことをありがたく思っている。私がプロレスを見て育つ中で、彼は私やプロレス界の多くの人々に多大な影響を与えたんだ。だから、本当に喜ばしいことだよ。
私を狼と呼んでくれたことにも感謝しているよ。そう呼ばれるのは良い気分だね。
現在、ヘイマンはWWEの重鎮としてバックステージや画面上で絶大な存在感を放っています。Wrestling-NOW編集部としては、かつてECWを率いて大資本WWE・WCWに挑み、プロレス界のビジネスモデルを塗り替えたヘイマンが、同じく既存の市場を揺るがす「狼」としてトニー・カーンの挑戦を認めた事実に、インディー精神の幸福な継承を感じます。
団体の壁を越えた両雄のプロレス脳が、今後もアメリカのマット界にどのような相乗効果をもたらすのか。引き続き注目していきたいと考えています。

(Fightful)
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