アイルランド出身のフィン・ベイラーは、アイルランドに住んでいる家族とは離れ離れの日々を過ごしています。
2014年に新日本プロレスからWWEへ移籍し、13年間もスターとして活躍し続けてきた彼ですが、常に悩みのタネになっているのが「家族と過ごす時間が短い」ということ。妻ベロ・ロドリゲスと共にフロリダ州オーランドで過ごす日々は楽しいものですが、ずっと見守ってきてくれた親や兄弟といった家族との距離が離れているのは大変です。
ステファニー・マクマホンのPodcast番組に出演した彼は、家族を離れる時間が長い生活を続けてきたこと、「アメリカに家族がいる連中が羨ましい」と思っていることなど、多くのアメリカ国外出身選手が抱える問題についての考えを明かしました。
キャリアの初期、夢を追いかけて成功を掴もうとし、快適な生活を送るために稼ごうとしていた頃は、自分で設定した目標を達成するために家族との時間を犠牲にしていたんだ。
そして、この業界で想像を遥かに超える成果を上げ、思い描いていた目標やゴールにすべて到達した。本当に、ユニバーサル王座を獲得した時にな。俺にとって、あそこが山の頂上だった。いろんなが「もし彼がケガをせず、タイトルを保持できていたら」とか色々言うのは知っているけど、あれが到達できる最高の場所なんだよ。
そこで、「なぜ今、俺はこれをやっているんだ?」と疑問に思い始めたんだ。愛する人たちと離れているからね。
俺の家族はアイルランドにいて、俺はここアメリカでプロレスをしている。以前は、家族と一緒にいられない代わりに夢を追いかけるというトレードオフだった。今は家族とは一緒にいないが、夢は叶えたし、もうここでは何も必要ないんだ。これ以上のお金も、成功も、注目も必要ない。じゃあ、なんで俺はこれをやっているんだろうかってね。
リングに上がるたびに最高のレベルでパフォーマンスをしたいというモチベーションはある。あそこに立ちたいとも思っている。でも、それが家族と一緒にいられないことの代償に見合うものなのか、今でも分からないんだ。
俺は妻と一緒にアメリカにいて、2人きりだ。彼女の家族はメキシコシティに住んでいて、俺の家族はアイルランドに住んでいる。だから、俺たちはここに自分たちの小さな島を持っているような感じで、それはそれで素晴らしいし、最高の関係を築いている。でも、サポートシステムがないという点で、間違いなく孤独を感じる側面もあるんだ。
そして、それが「俺はこの仕事を続けるべきなのか?」と常に自問自答してしまう原因でもあるね。嫉妬とは言いたくないけど、アメリカに家族がいる連中が心底うらやましいんだ。あいつらはRawが終わった火曜日の朝に飛行機で家に帰って、子供や母親と一緒に過ごしたり、父親に会いに行けたりするからね。俺や妻の場合は、仕事から家に帰るだけで、家族は相変わらず遠くにいるままだ。
引退後のプランとして、彼は「アメリカで数ヶ月過ごしたらアイルランドで数ヶ月過ごし、妻ベロの故郷メキシコでまた数ヶ月過ごす」という移動生活を考えているようです。日々、家族とのことについて葛藤するベイラー。現役中は、その悩みが解決することはないでしょう。



(WrestlingNews.co)
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