SummerSlamでサプライズ復帰を果たしたケビン・オーエンズが、首の手術から復帰するまでに抱えていた不安を明かしました。手術前はロープを走ることさえ難しく、42歳となった欠場中にはWWEを見ても「もう自分の時代ではないのか」と感じていたと語っています。
オーエンズは2025年7月に首の手術を受け、2026年8月のSummerSlam第2日で約1年ぶりに試合復帰しました。復帰戦を白星で飾り、CMパンクの持つ統一WWE王座への挑戦権を獲得しています。
復帰後、彼はWWE Nowのインタビューに応じ、手術前の状態や欠場中に抱いた迷いを振り返っています。
欠場中に感じた世代交代
手術前のオーエンズにとって、リングのロープを走ることは苦痛を伴う作業になっていました。術後の検査を受けるたびに走れるかを医師へ尋ねていたものの、その段階には達していないと繰り返し告げられていたといいます。
前みたいなことをまだやれるのか……?そんなの分からない。復帰を目指していたある時点では、ロープを走れるのかどうかすら分からなかった。そこが問題だったんだ。検査を受けるたびに、「試合ができないのは分かっているけど、ロープを走ることはできますか?」と聞いていた。そうすると、「駄目。まだ駄目だ」と言われる。
WWEの番組を見ながら、「もしかすると、もうこれが何なのか分からなくなっているのかもしれない。これを理解する感覚が、もう自分にはないのかもしれない。分からない」と思っていた。正直に言うと、番組を見て「みんな、これが大好きなんだな」と思いながら、俺自身は「うーん……分からない」と感じることもあったよ。
だから、「もう自分の時代ではないのかもしれない」と思っていたんだ。
こうした不安を抱えていたオーエンズですが、SummerSlamではサミ・ゼイン、フィン・ベイラー、グンターとの4wayマッチに見事勝利しました。彼の復帰を待ち望んでいた観客は大歓声で彼を迎え入れ、盟友サミも衝撃を隠せない様子でした。
欠場中に、周囲から置いていかれる感覚を覚える
オーエンズが不安を感じていたのは、首が回復して試合へ戻れるかだけではありません。若い選手が台頭する現在のWWEを見ながら、自身の試合観や感覚が求められなくなった可能性まで考えていました。身体と同時に、レスラーとしての居場所も確かめ直す欠場期間だったと考えられます。
しかし、復帰初戦で王座挑戦権を得たオーエンズは、かつての不安とは正反対の結果を残したと言えるでしょう。パンクとの王座戦は、オーエンズが以前と同じ動きを再現できるかだけでなく、現在のWWEでどのような試合を見せるのかを本人が確かめる場にもなりそうです。


(情報源: WWE Now / Fightful)
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